すごい! 3日間のオンラインレッスンでDTMの基本機能をマスターしてしまった! さすが若者!
DTMを習うんだったら!井坂しかいない!
「DTMを習うんだったら井坂さんしかいないと思って!」
いやぁー、うれしいこと言ってくれるじゃないの、若者よ。
「半年前にパソコン買って、DTMソフトも買って、独学で頑張ってみたんですけど、やっぱりできなくて。コロナ明けを狙って4月から仕事が入ってきそうなので、ここでちゃんとDTMをマスターしておきたいんです。短期間で集中的に教えてもらえる。こんなお願い、井坂さんじゃないと聞いてくれないと思って」
うんうん、暇そうなの、俺しかいないよねーーー。と、ひねくれたことを言ってみたけど、やっぱり頼られるのはうれしいよね。
「でも、うち、Windowsしかやってないよ。しかもcakewalkという、いまじゃマイナーなDTMソフトだよ。もしかして買ったパソコンってMacじゃないよね?」
「えっ?????。。。Macじゃ動かないんですか????。。。。 やります! Windowsでもやります! 教えてください!」
私の方が「いいのか? Macユーザーを、こんなところでWinユーザーにしてしまっていいのかーーー??」と良心の呵責を感じたけど、もー勢いで、じゃー行くぜーーー!!、みたいな感じでWindowsで突っ走ることに。
本当の闘いは音楽表現が加わるこれから
そして、DTMソフト「cakewalk」を触り始めて、3日目にして、
・新規プロジェクトの開始、保存、開く。
・ドラムの打ち込み
・MIDI系楽器の入力(ベロシティ、デュレーションの変更含む)
・ヴォーカル、ギターのオーディオ録音(テイクレーンの使用含む)
をマスター。
何度も何度も同じ質問をしてくるおじさん相手が多いもので、若者の飲み込みの速さにただただ脱帽。
しかし、本当の闘いはここからなのだよ。若者よ。
ここから、DTMによる「音楽表現」という壁を登っていく作業が始まります。
人間が何気なく叩いたドラム。決して一定の音で鳴らない人間らしいドラム。
ノリノリのベーシストが奏でるグルーブ。
メロウで色気のあるサックス。
それらをDTMで、どうやって表現するか?
そして、その先には、楽器のバランスを調整するミックスダウン。プレーヤーに陥りがちな、自分の担当楽器以外はわかりません病。それを克服できるか?
ソフトが使える、という段階から、ソフトで音楽を作る、という段階に入っていきます。
どこまでできるか? 楽しみです。