以前の記事で「サブステージの充実を図るべくマルチケーブルを購入」を書きました。
マルチケーブルというのは、ミキサー卓を客席後方に移動するために延長するためだけのものですが、実際に今回のサブステージでは、さまざまな充実を図ろうとしております。
ということで、本番で困らないよう、接続テストをしました。
■入力系
まずは入力ですが、今回のサブステージでは、
1)メインボーカル
2)コーラス1
3)コーラス2
4)コーラス3
5)アコギ
6)キーボード
7)同期演奏用シーケンサー(LRの2チャンネル)
の8チャンネルが最大になります。
メインボーカル、コーラス1&2&3、ギター&キーボード用のDI
同期演奏用シーケンサーはSONAR
■3分配(PA、同録、イヤモニ)
今回のサブステージの充実で一番の目玉は、”ライブの音を作る”というだけではなく、”ライブの音を録る”という点にもあります。
前回のメインステージで好評だったマルチトラック・レコーディング。
メインステージは、チャンネル数も多い(32Ch)のでSONARで直接録音しましたが、サブステージはちょうど8チャンネルなので、こちらのzoom R24で録音します。
R24だとアナログで入力しなければならないので、ステージ上の入力系を分配(スプリット)する必要があります。
ラック下段のケーブルがいっぱい刺さった箱が、今回導入したスプリッター(分配器)「ART S8-3WAY」です。
このART S8-3WAYは1系統の入力を3系統に分配できるのですが、分配後は
1)ALLEN&HEATH ZED-14=PA用
2)zoom R24=マルチトラック同録用
3)BEHRINGER POWERPLAY=イヤモニ用
の3つに送ります。
5年前から愛用しているALLEN&HEATH ZED-14
いままでのサブステージはこれ1台でがんばってくれてました。
今回も、サブステージのサウンドは彼にお任せ。
いつもはEPO-ism、fujimigaiという同期演奏を行うバンドで使用しているシーケンサー&イヤモニシステムのラック。
ラックには、
1)ROLAND OCTA-CAPTURE=オーディオ・インターフェース
2)BEHRINGER ADA8000=アナログ→デジタル変換
3)BEHRINGER POWERPLAY 16 P16-I=イヤモニ(QUEシステム)
が入ってます。
EPO-ismもfujimigaiも今回は出演しないので、サブステージで使えるようになりました。
ちなみに、こちらはメインボーカルにコンプをかけるためだけに使用するV-Studio 100。
こいつも6年くらい前からの相棒で気に入ってましたが、ホームページを見たら「販売完了」になっちゃってました。いいやつはみんな去っていく。まぁ、Cakewalk製品でコンセプトもユニークだったので、いつかそうなる運命だとはうすうす感じていましたが。
■ケーブル
これだけの機材を使うとなると、一番心配なのがケーブル。
ケーブルでつなげられないと、ただの箱ですから。
これは想定外だった。
マルチケーブルにおいて、タコ足になっているところがスプリッターのコネクターに届かないというトラブル発生。
うわー、まじかよ。
ということで、タコ足部分に切れ込みを入れて、足長にしました。
スプリッターのラックに対してイヤモニのラックが横向いちゃってますが、これはマルチケーブルが短かったためです。
やっぱりもうちょっと長めを買っておけばよかったぁーーー。
てなわけで、いろいろありましたが、ケーブルを全てつなげて音が鳴ることは確認できました。良かった。良かった。
本番の前に一度、会場を借りてリハーサルをやる機会があるので、まずはそこで再度チェック。
そして本番(7/11)です。
いやぁ、楽しみ、楽しみ。
おっとその前に、中身の音源をちゃんとしないと。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ライブ情報 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
■イベント名=ちょうふバンドフェスティバルVol.11
■会場 =調布市グリーンホール小ホール
住所:〒182-0026 東京都調布市小島町2丁目47−1
■入場料 = 1,000円/一人
■月日 = 2015年7月11日(土)
■開場 = 13:30
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