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コンピング録音をした後の編集

SONARのデフォルトではコンピング録音モードが選択されています。
コンピング録音モードでリアルタイム録音していくと、「あっ!間違えた、もう一度録り直し。」と録り直した際に、失敗した際の録音音声も記録しておいて、「あっ、やっぱり前回のテイクの方がよかったじゃん。」と思った時に復活させることができます。

前回のテイクはテイクレーンを表示することによって、閲覧することができます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここらへんはこちらのマニュアルを読んでいただければ。
→「コンピング方法

しかし、このマニュアル、わかりにくくて、生徒さんに訊かれて私もその場では答えられなかったところがあったので、ここで備忘録的にまとめておきます。
 
 
しかも、今回はアイコンの形が非常に重要。
スクリーンショットだとアイコンの形が変わってしまうので、写真にて紹介。
ちょっと見にくいですがご了承ください。
 
 

1.クロスフェード

マニュアルには「隣接するクリップをクロスフェードします。」と書かれているだけ。
そもそもクロスフェードってなんだよ?ってところから疑問が。
ビデオ編集のエフェクトでオーバーラップという機能があります。
AとBの映像を切り替える際に、Aをだんだん薄くしていって、逆にBをだんだん濃くすることによって、AからBに切り替える画面切り替え効果。
それと同じような機能なんだろうな、と思い、マウスを左右に動かすと、編集ポイントが横に移動するだけです。
これのことをクロスフェードって言っているのか?

と疑問に思っていたら、マニュアルの次のページで、
→「クロスフェードの調整
という項目があって、「上下に動かす」ということが書かれていました。
んーーーー。縦に動かすのは気が付かなかった。

 
 

2.ストレッチ

ストレッチというのは、音を伸ばしたり、縮めたりする機能。
テンポが合わない時(速くなったり、遅くなったり)した時にテンポに合わせる時に使います。
今までトラック単位でやっていたのですが、テイク単位でもできるっていうのを今回初めて知りました。

さて、どうやるか、というと。
マニュアルに、ちゃんと「ストレッチするにはCtrlキーを押します」と書いてあります。
マニュアルを読まずにやろうとすると、この「Ctrlキーを押しながら」というのが気が付きません。

でも、それよりもわからないのが、
このストレッチのアイコンが出てこない!

いろいろやってみて発見したのが、
クリップを分割したところでないと、このストレッチのアイコンが出てこない、ということ。

ちなみにテイクレーンの分割は、「Altキーを押しながら」です。

分割した箇所でないとストレッチ・アイコンは登場してくれないです。
分割の仕方もトラックの時と違うので、これを発見するまで苦労しました。
 
 
ちなみに、「Alt+Shiftキーを押しながら」アイコンをテイクレーンの上に持ってくると「クリップ内でデータを移動」のアイコンが表示されます。
「Alt+Shiftキーを押しながら」、レーンの上段は「クリップ内でデータを移動」アイコン、下段にアイコンを持ってくると、「分割」アイコンになるみたいです。

ストレッチは今までV-Vocalでやっていたので、テイクレーンでできることを今回発見してしまいました。
しかし、テイクレーンで音を伸ばすと、ぶちぶちと音が切れてしまいます。微妙な限度があります。
ストレッチはやはりV-Vocalでやった方が良いと思いました。
X3からはMelodyneになりましたが、SONAR X3に標準でバンドルされているMelodyneではストレッチはできず、アップグレードをしないとできないようです。

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