今日のDTMレッスンはSONARからINTEGRA-7を認識させる、という内容。
「Roland INTEGRA-7を買っちゃんたんですけど、SONARとの接続方法がわからないんですけど。
RolandとTASCAMのサポートに電話したらたらい回しにされました。」
ということで、INTEGRA-7の接続を行いました。
INTEGRA-7はハードウェア音源です。
INTEGRA-7を接続してSONARから音が出るようになるのは、ほんの5分ほどで完了しました。
まったくわからない人にはちょっと難解かもしれません。ケーブル配線とSONAR側の設定について、なぜそういう接続になるのか? コンセプトを交えて説明。「へぇ~」とうなずきながらメモをとっていました。
そこまでは良かったのですが、その次に、INTERA-7のEditorというのがPCアプリであるのですが、このアプリが「CONNECTION ERROR」を頻発。
それについては結局解決できず。
Rolandサポートにたらい回しにされない質問方法を伝授し、今日のレッスンは終了。
えっ?! 接続テストだけでレッスン終了?
と思われた方もいらっしゃいますよね。
でも、実はDTMレッスンの半分くらいの時間は、
・ハード&ソフトの設定方法
・ソフトの認証トラブルに対する対処
だったりします。
もちろん生徒さんによりますが。
100%、その質問だけの生徒さんもいます。
先日、メールで問い合わせがありました。
相手「SONARとMIDIキーボードの設定がうまくいかないんですが、ローランドに問い合わせしてもサポートしていないと言われました。そのようなサポートはしてもらえるのでしょうか?」
私「もちろん可能です。レッスンの中で行いますので、通常のレッスン料はかかりますが。」
と返信したら、以降連絡は来なくなりました。
恐らく設定を教えてもらうだけにお金を払う気はさらさらなかったのでしょう。
その人は「電子楽器を教えてます。」と書いてありましたが。プロなのに。。。
まぁ、私も以前は「ハード&ソフトが稼働するまではメーカーの責任でしょ。」という考えで、購入料金とは別に稼働させるための料金を払うなんていう発想はありませんでした。
でも昨今のメーカーの環境を考えるとそうも言ってられないですよね。
製品単価が劇的に安くなったため、メーカー側はサポート要員を抱える経費を製品代金では賄えなくなったんですよね。
単純に音を出すだけですが、そのためには、PC、Windows、MIDI等あらゆる知識が必要なわけで、それを習得するまでにはかなりの時間がかかります。
私のPCやWindowsの知識はIT企業時代から培ったものなので、年数では負けていません。
1時間で伝えるノウハウには、数十時間~数百時間の工数をかけているでしょう。
ピアノやギターを教えるのと同じくらいの時間と苦労はかかっています。
たかがパソコン・ソフトですが、それなりにノウハウが必要なのです。
DTMレッスンがピアノやギターのレッスンと同じように認知されると良いなぁ、と思っております。
ググったり、製品のコミュニティに参加しても、「用語がわからなくてまったくついていけない。」という人はぜひ我がSONAR教室へ来てください。
有料ですが。
マニュアルを見てもわからない。。。