知り合いのタンゴ・ピアニストの人から
「コンピューター・ミュージックやってるなら、フィナーレわかるよね? 教えて。」
と言われ、
「いやぁ、使ったことないです。」
と言っている途中で、
「こういうことは忘れちゃうから、とりあえずスケジュールだけいれちゃおう。」
と言われ、有無を言わさず、レッスン日程だけ決めてしまいました。
その初レッスン日が今週日曜日。
一応初日は無料体験レッスンってことになっていますが、どちらかというと教える側の私にとっての体験レッスンかも。
さすがに触ったことも無いソフトは教えることはできんだろう、ということで、あわてて購入。
楽譜作成ソフト「finale」のアカデミック版は、個人経営の音楽教室でも営業していることが証明できれば購入できるみたいで、私のようなものでも適用していただけました。
通常版=52,800円のところ、アカデミック版=35,800円(参考価格=サウンドハウス)はありがたい。
楽譜作成ソフトについては、DTMソフト「SONAR」でも、MIDIで入力した音が五線譜となって表示されるので、個人的には「間に合ってまぁす。」って感じでした。
しかし、DTMソフトで出力される五線譜は、繰り返しの記号(反復小節線等)の記載ができず、1曲分だらだらとページ数が増えるので、そこだけが不満でした。
SONARでは反復小節線の「リピート線」や、「1番括弧」が書けません。
SONARの目的は楽曲を演奏することであって、楽譜を書くことではないですからね。
コンピュータの情報としてデータが存在していれば良いのであって、考えてみたら、下記のような1ページに収まるように、段組みを変更しよう、なんて機能は必要ありません。せっかく楽譜が書けるんだから、そこまでやってよ、っていう気もしますが、そんな機能を開発するより、もっと入れてほしい機能はたくさんあります。
確かに、finaleを見ていると、「楽譜を作成する機能としてはそんな機能も必要なんだなぁ。」と初めて気がつく機能がたくさんあります。
例えば、スラー。
確かにSONARで書ける必要がまったくない。
finaleでは、どこまでスラーでつなげるか?とか細かく指定できるみたいです。
下記、譜面ではスタッカートやフェルマータなどの記号が入っていますが、そんなのもSONARでは書けません。
さらに、五線をまたぐ音符なんて、DTMソフトで音楽を作るのにまったく必要ない機能ですもんね。
楽譜って見るばかりだったので、いざ作ろうとすると未知な世界ですわ。
で、またfinaleというソフトが、これまたわかりにくい。
ある人に、「このソフトはヘビーですよ。慣れるまでたいへん」って言われましたが、確かにヘビーです。
一つ一つ、記号を入れようとするたびに、ヘルプを検索しないと先に進めません。
ということで、急がば回れ! 泣きながらチュートリアルやってます。
印刷したら180ページもでてきましたよ。
でも、このチュートリアル、しっかりできていると思います。
やっと半分まで行きましたが、結構わかってきた気がします。
今週末の体験レッスンまで、あともう少し、がんばろう。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ライブ情報 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
■イベント名=ちょうふバンドフェスティバルVol.12
■会場 =調布市グリーンホール小ホール
住所:〒182-0026 東京都調布市小島町2丁目47−1
■月日 = 2015年11月23日(月:勤労感謝の日)
♪ ♪ ♪ SONAR講師・井坂のその他のワーク ♪ ♪ ♪
映像・音楽制作/イベント企画/DTM教室