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ミックス会

先日のライブ(CBF10:ちょうふバンドフェスティバルVol.10)で録音した音声トラック。
PAミキサーから36トラック分をそっくりマルチトラックで録音しました。
このマルチトラック音源をDVD用にリミックスし各バンドに送って聴いてもらったところ、「音がきれい!」「むちゃくちゃ音がいい!」というコメントをいただき、「この音源だったらDVDを追加してほしい。」とか、もともとDVDを希望していなかったバンドが急きょDVDを発注してくれたり、と、なかなか高評価をいただきました。

音が良くなった分、ライブ音源をじっくり聴くようになり、今まで気が付かなかったところも気が付くようになりました。
「俺のギター、こんなペラペラな音だった? アンプのトーン設定を間違えたかも。」
なんて気がついちゃった人もいます。
今までのICレコーダーで録音したレベルですと、修正のしようがなかったのですが、マルチトラックで録音されていれば、各ギター毎にトーン設定の変更なんて簡単にできてしまうのですよね。

 
 
ということで、急きょ「ミックス会」なる会が企画されました。
「自分のギター音をもうちょっと前に出してほしい。」「EQでちょっと低音を厚くしてほしい。」など、その場で修正します。
平日の夜遅くだったので、希望者だけ、としておりましたが、3人のギタリストが集まってくれました。
途中、通りすがりのベーシストも来てくれました。

 
ミックス用のモニタースピーカーが無い環境なので、ヘッドホン・アンプ(ラック下段)を使って各自、自分のヘッドホンでモニターします。
ちなみに、このヘッドホン・アンプ、1つの音源を18個のヘッドホンに分配できる優れもの。

ヘッドホンの中ではCBF10の熱いライブ音が。
ヘッドホンを外すと、無音の中、会社帰りのおっさんたちが。。。

真剣に音に集中してます。


 
 
コンプで音圧を稼ぎ、EQで音の明暗をつけ、各楽器を左右にパンニングし定位をつけました。

演奏そのものの修正はできませんが、いろいろいじってみることによって、自分の演奏を見直して次回のライブに生かそうという発想がでてきました。
地味だけど、なかなか楽しい企画でした。

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