日曜日に行ったライブ「CBF10(ちょうふバンドフェスティバルVol.10)」のミックスダウンをを行っています。
DVD制作用の音声のミックスダウンです。
よく、ライブのビデオ撮影を頼まれますけど、みなさん音声のことはあまり気にしていないんですよね。
「ビデオカメラ1台あればいいでしょ。だから1万円でやってよ。」
なんてことを言われます。
ビデオカメラ1台だったら、別に私がやる必要ないし、1万円もいらないし。と思いながら、スルーしてます。
ビデオカメラについているマイクは、自動でボリューム調整してくれるし、リミッターが付いているので、音圧があって一見よく録れているように思えますが、音楽を聴くという観点では、ちょっと。。。音楽ライブを撮影するのにそれで良いのか?って感じです。
PA業者のm200iからREAC経由で36チャンネル分をもらった音声と、zoom R24で録音したエアの音声(3チャンネル)を混ぜて、心地よいミックスを作っています。
エアだけだと、2マイクで右左で録音しても、モノラルっぽく平べったい音になってしまうんですよね。
でも、REAC経由はVo、AGt、EGt、Key等がラインで入ってきているから、それだけで右左に振れちゃうんです。
これ、すごい。
また、エアだけだと、スネアの音が埋もれちゃっていたのですが、REACでラインから来ているスネアの音があったので、そいつにWaves L1を入れたら、いきなり前に出てきました。このスネア、すげぇ!
やっぱり、m200iとSONARのコンビは最高!
と思っていたところですが。。。
SONARのメーカーCakewalk社はm200iのメーカーRoland社は、ご存じのとおり決別したんですよね。
おとといのライブの際に、SONAR Platinumで立ち上げたら、REACのデバイスは認識できているのに、SONARのINデバイスに設定できないというトラブルが発生しました。
アイコンとしては見れていて、グレーアウトもしていないので、押せないのはなんでだろう?と思いながら、
SONAR X3を立ち上げ直してやってみてもだめ。
。。。もしかしたら?
と思って
SONAR X2を立ち上げて開いたら、見事にINデバイスが設定できるではないか。
こ、これは。。。。
そう、
SONARはX2まではローランドで、X3以降はギブソンに移ったのでありました。
こんなせこい嫌がらせをしていたのか!!!
ドライバーレベルでは認識していたので、SONAR Platinumで使えないはずがない、と思っていたので、
昨日、TASCAMにメールで問合せしたところ、
(TASCAM)「REACのことはローランドに聞け」
と一言返ってきただけだったので、
(俺)「ドライバーは認識しているのでSONAR側の問題だろ! Cakewalk社にちゃんと確認しろ!」
と再度メールしたら、
今日になって、Cakewalk社にちゃんと確認した旨の回答が来ました。
その回答によると、ローランドと決別した以降はREACは想定外だ!、みたいな文面でした。
並行してローランドにも問合せを行ったのですが、結論としては似たようなもの。
でもローランドの回答は、デバイスの認識のさせ方とか、問題の切り分け方とか、結構細かく丁寧に書いてくれています。
結論としては同じところにたどり着くことがわかっていても、やっぱりサポートの回答一つで印象が変わりますよね。
TASCAMの最初の回答なんて、「こいつ、Windowsを理解しているのか?」みたいな文面でした。なんか悲しくなります。
TASCAMの対応はちょっと心配ですが、がんばってSONARは使い続けていきますよ!
とりあえず、Cakewalkさえがんばってくれれば。